映画を何本か観てきた感想①(ジュラシックワールド炎の王国)
酷暑の候、皆様はいかがお過ごしでしょうか。私はエアコンを毎日フルタイム+残業させて凌いでいます。家電界に労基が無くてありがたいです。
さて、そんな中日ドラゴンズ又吉の如きエアコンの酷使を抑えるべく、というわけでもありませんが、ここ一週間は頻繁に外出していました。もちろん暑いのは嫌なので涼しい所へです。そう、映画館ですね。記事タイトルで分かっていたとは思いますが。
ここ一週間で4本の映画を観ました。
・ジュラシックワールド 炎の王国(字幕)
・劇場版ポケットモンスター みんなの物語
・実写BLEACH
以上のラインナップです。順番に感想を書いていきます。
今回はジュラシックワールド。
ばっこりネタバレするんでネタバレを全く観たくない映画がある人はその部分は飛ばすかブラウザバックをおすすめします
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感想
ジュラシックワールド 炎の王国(字幕)
いきなり嵐の中で小さな潜水艇で何かを探す二人の男と、地上から支援する部隊が映る。どうやらジュラシックワールド跡地のようだ。
「何をビビってんだ、ここは死の島だぞ」
と、潜水艇の男の一人が相方に言う。廃墟と化したからと言って恐竜がいないわけではないので、何も根拠のない気休めである。実際、この発言の直後に巨大な黒い影が彼らの頭上を通り過ぎ、その後の運命を予感させた。
潜水艇は無事にお目当てのインドミナスレックスの骨を見つけ切り取り浮上させる。そして彼らの役目は終わった。いや、弱き命として最後の役目だったのかもしれない。案の定モササウルスに潜水艇ごと一口でいただかれた。
その後は地上部隊も若干の被害を出しつつインドミナスレックスの一部は無事に送り届けられ、物語が始まる。
ここからはいつものジュラシックパークといった感じで(ロストワールドのオマージュ?)嫌がる主人公(オーウェン)が女性のために渋々出かけたら乱暴な別の部隊とゴタゴタがありつつ命からがら逃げ帰った。その際にブルーを助けるためティラノサウルスから輸血用血液を採取するシーンは迫力満点だった。ジュラシックワールド跡地は火山の噴火で滅んだ。
連れてこられた恐竜たちはオークションにかけられ、お馴染みウー博士がインドミナスレックスのDNAを使い造った新種インドラプトル(名前がダサい)が余興としてお披露目される。非売品とは言ったものの客は大盛り上がりで入札を始め、主催側も金に目が眩んで売っちゃう。アホ。ウー博士は調整中だからと止めてた。
で、まあ案の定インドラプトルは檻から逃げ出して大混乱と。オーウェンたちが頑張ってインドラプトルを殺して助かる。
んで、毒ガスが充満して檻の中の恐竜たちが死にそうで助けるためには檻から解き放つしかないが、本土なので解き放ったら世界が大変なことになるという葛藤。
そんでクローンの少女が同じく造られた恐竜たちを人類の世界に解き放ち、人類と恐竜は同じ世界で生きていくことになる、というエンド。
ラストシーンでオーウェンがブルーに安全な場所で共に暮らそうと誘うがブルーは断りどこかに走り去っていく。
第一作から続く「人間のエゴで現代に蘇らされた恐竜たち」と「人間」の関係の着地点としては最も良かったと思う。
でも終わり以外は正直面白くなかったかなー。恐竜の迫力はすごかったけどそれだけで、ストーリーは単調だった印象。「懲りないなー」「アホだなー」「えぇ……」が感想の8~9割。
「炎の王国」の原題は「Fallen Kingdam」で、直訳だと「堕ちた王国」とでもなるだろうか。映画の前半部分でジュラシックワールドが火山の噴火によって死滅したこと、人類の支配する王国が堕ち、人類と恐竜の世界に変わったことを表すサブタイトルだと思うが、「炎の王国」では後者のニュアンスをあまり入れられていないと感じた。
総合的には良かったかなと思う。レディプレイヤー1とは逆に途中イマイチでも終わり方が良かったから。レディプレは終わり方で95点からマイナス300万点って感じだった。